スナッチャーやポリスノーツが好きな人にオススメな小説3選!

お役立ち

初代プレイステーションやセガサターンがしのぎを削っていた当時、アドベンチャーゲームも全盛でありました。

最近ではミステリーやハードボイルドなゲームはすっかり少なくなって寂しい限りですが、本の世界ではまだまだ面白い小説が沢山あります。

今回はスナッチャー (©コナミ)、ポリスノーツ(©コナミ)、EVE burst error (©シーズウェア)が好きなあなたにオススメの小説です。

新宿鮫シリーズ:大沢在昌

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サターンより昔に出たシリーズですが、ハードボイルドといえばやはり新宿鮫です。

現在では11巻まで刊行されており、12巻目をご執筆中です。

主人公、鮫島刑事はキャリアなのに現場たたき上げで一匹狼。

大沢先生曰く、「王道」に挑戦したとのお言葉通り、設定としてはやや出来過ぎな感もありますが、実際手に取れば大沢ワールドへ引き込まれていくでしょう。

11巻全て傑作ですが、私のオススメはシリーズ第二作、「毒猿」です。

シリーズ中最もミステリアスで、スナッチャーやEVEをプレイしていたときのような恐怖とワクワクが混じった感覚を強く感じました。

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田川警部補シリーズ:相場英雄

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「御用船帰還せず」や「デフォルト」でも有名な相場英雄先生の田川警部補シリーズです。

1作目の「震える牛」は狂牛病問題を扱い、28万部ものベストセラーとなりました。

私のオススメは2作目「ガラパゴス」上下巻です。

団地での自殺に見えた男性の死には大きな陰謀が隠されていた・・・メモ魔と呼ばれる田川警部補が事件の真相に迫っていく様は上下巻、2冊分読み込んでもあっという間です。

時事通信社の記者であった相場先生の小説は社会問題を取り扱うものが多いだけに、小説の中の話とは捉えられません。

3作目「アンダークラス」と合わせてオススメです。

アナザーフェイス:堂場瞬一

アナザーフェイス (文春文庫)
大友鉄は警視庁勤務のシングルファーザー。幼い息子を育てるため、捜査一課から&...

作品に警察小説が多い堂場先生ですが、「アナザーフェイス」主人公の大友鉄はこれまでの警察モノの主人公とは一味違います。

最愛の妻を交通事故で無くし、シングルファーザーとして子育てしつつの警視庁刑事企画課勤務。

甘いマスクも相まって、記者の女性に付きまとわれたり、義理の母から再婚を勧められたり、日々成長していく一人息子との距離に苦悩したりと新宿鮫のような王道の一匹狼な刑事とは程遠く、身近にいそうなお父さんでつい応援したくなる魅力の持ち主です。

一見頼りなさそうな大友刑事が様々な事件に巻き込まれ、またある時は事件解決に情熱を燃やすことも。

ポリスノーツのようなSF要素こそまったくありませんが、ハラハラすること受け合いです。

私のオススメは第二巻「敗者の嘘」です。

ネタバレ防止につき、詳しく話しませんが、そう来たか!と驚きの展開でした。

おわりに

セガサターン全盛当時、ティーンだった私はハラハラしながらスナッチャー、ポリスノーツをプレイし、EVEをプレイしては世の中、こんなに面白い世界があるのか!と感嘆したものでした。

小説の世界では、ミステリーや警察モノとひとつのジャンルにされてしまうことが多いですが、まだまだ面白い本はたくさんあります。

映画化やドラマ化は良く聞きますが、ファミコン時代みたいにゲーム化があっても良いのになぁなどと思うのでした。

それでは、ここまでお付き合い頂き、有難うございました!

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