エリザベス2世 (エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・オブ・ウィンザー, Elizabeth Alexandra Mary of Windsor)英国女王が日本時間2022/9/8午前2時に崩御されました。
前日に医師の管理下に置かれるというニュースがあり、体調が思わしくないと思われていましたが、それにしても突然の訃報です。
御年は96歳でした。
在位70年7か月
英国女王になられてから70年もの間、現役を続けられたことには驚くばかりです。
会社員では最長でも勤続40年といったところ。
さっさと引退したいと思う自分としては、自分を恥ずかしく思うと同時に、それほど熱意のある公務に従事出来たことをうらやましく思います。
96年という人生の中には、第二次世界大戦、ブリグジット、チャールズ皇太子の離婚問題、フィリップ王配の死去など様々な問題が山積されていました。
ロンドン市内で取材に応じたアニメ制作者のトニ・カニンガムさんは「本当に悲しい、自分のおばあちゃんが亡くなったみたいだ」と語った。
引用元:英市民、涙の国歌合唱 女王死去で悲しみ広がる 写真14枚 国際ニュース:AFPBB News
管理人の祖母も昨年女王と同じく96歳で亡くなりました。
英国女王と1歳違いということは同じ世代であったのだなあと今になって思います。
去年はもうコロナ過であったため、別居の孫であった私は葬儀にも行くことが出来ず残念でした。
「いつくしまれた君主」と評されたエリザベス女王ですが、それだけ女王が大勢の方を愛したことでもあります。
祖母も沢山の人から愛された人でした。
存命時は店をやっていたこともあり、多くの人が出入りしており、管理人も祖母に会うのはいつも楽しみでした。
社会人になって、手土産を持って伺うと、もういい年なのに手土産分以上の小遣いをよこすのです。
目上の人間からの申し出ですので、あまり固辞もできず、受け取っていましたが・・・。

お茶目な一面も
大の馬好き
競馬の熱心なパトロンで、馬主としても成功されており、コロナ過になってから人と接しない趣味として乗馬に興じられていました。
また、1973年、当時の田中角栄首相とは競馬の話で盛り上がったとのこと。
「日本へいらした際には、東京競馬場をご案内します」という総理大臣の言葉に声を上げて笑っておられたそうです。
犬も大好き
犬好きでも知られ、お気に入りはコーギー犬。
お若い時から数匹のコーギーを飼っておられ、そのコーギー達には専属のシェフもつけられていたとか。
長年女王から愛されてきたコーギーはイギリスの象徴とも言われています。
チョコレートはあるだけ食べてしまう
女王の大好物はチョコレート。
メニューにあると必ず注文されるらしく、またあるだけ全て食べてしまうので、お付きの方はお出しするチョコレートの量には気を付けていたとか。
おわりに
長年英国の象徴として公務に取り組み、英国国民だけでなく、世界中の人を愛し続けた偉大な女王。
エリザベス女王と昭和天皇、近年の国家元首でもこのお二人は極めて優秀であったと記憶しています。
フィリップ王配が亡くなられた翌年のビデオメッセージでは、お元気がない様子が心配されていました。
ご冥福をお祈りいたします。
女王と王配に安らかな時間が永遠に続きますよう。
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