突然の社長襲来に対する従業員の反応

仕事で本当にあった怖い話

以前勤めていた売上高1兆円程度とかなり大きい企業の1地方工場に居た時、突然社長が工場を訪れるという告知がありました。

その際の従業員の反応です。

① 楽観的:わざわざ何しに来るの?w

② 無関心:忙しいんだから来なくていい

③ 悲観的:リストラなど何か重大な告知なのでは・・・

楽観的なグループ

管理人も含め、全体の50%ぐらいはこのグループでした。

当時の社長はまだ就任されたばかりで、それまでその工場に来ることは非常にまれでした。

とはいえ、社長がいらっしゃるということは事前準備なども大掛かりでして、総務など関連部署に同情するなど余裕も見られていました。

管理人も総務に知り合いが居ましたので、何か手伝った方が良いかなと思う程度でしたが、Xデー間近に上長と飲む機会があり、その際に話を振ったところ何も話さなかったので、その時にようやく事の重大性を理解し寒気がしました。

さて、結果やいかに。

無関心なグループ

このグループは仕事以外に無関心な職人タイプと会社に不満を持っているタイプに大別されました。

職人タイプの方は文字通り黙々と仕事に従事され、感情の浮き沈みも少なく、恐れられながらも尊敬される方が多かったです。

対照的に、不満があるタイプの方は仕事のパフォーマンスもさほど高くなく、普段からぐちぐちと文句が多いので嫌われることが多かったですね。

どちらのタイプも自分のこと以外にはあまり興味がなく、無関心でした。

悲観的なグループ

一番少数派でしたが、この世の終わりのような顔をされていました。

というのも、過去に社長がわざわざ来訪される時というのは重大な発表の時だけだったという過去事例をご存じであったためです。

前回の社長訪問ではリストラの事前告知であったらしく、多くの方が会社を去ることになったのです。

その所為か、根も葉もない噂がこのグループから発せられていました。

・今後7年間、ボーナスは一切カットらしい

・大規模なリストラをまたやるらしい

・今後昇給は無くなるらしい

管理職の賞与カットなどは業績により良く聞きますが、一般層にまで今後数年間続くというのはさすがに考えにくいでしょう。

新人も入ってこないですし、人は減るばかりです。

荒唐無稽な気もしますが、このグループの方は本気で信じ込んでおり、洗脳とはこういうことかと怖くなったことを覚えています。

結果は?

さて気になる結果ですが、当日はオンラインで工場中のモニターに社長の演説が流されました。

というのも工場の規模が大きく、一つの会場に全員が入りきらなかったためです。

なら、来なくてもと思いましたが、黙っていました。

社長は外国人でしたが、慣れない日本語で話され、結果は国内の事業所の再編成でした。

旧事業所の閉鎖、新事業所の開設、またかなりの業務が海外へ流れるとのことで、つまりは国内の業務量が減らされるということでした。

当時の管理人には直接の影響はなかったのですが、直接員の方にはかなり大きい影響で、楽観視していた自分を戒める結果でした。

自分は大丈夫と思いこむ人ほど詐欺にかかりやすいと言いますが、気を付けたいものです。

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