転職時に年収を下げないために知っておきたい交渉ポイント

仕事で本当にあった怖い話

給料が安い、人間関係が嫌になった、新しい仕事がしたい、などなど転職理由は様々ですが、新しい会社で働くには不安も大きくなりがちです。

良く聞くのが転職すると年収が下がるのでは?という心配です。そんな転職時の年収交渉についてお話しします。

転職時の年収はどうやって決まる?

基本的には前職の年収をベースに検討されます。

さらに、提示年収や他の社員の年収など、どの会社にもおおよその賃金バンドがありますので、それから逸脱しない形になることが多いです。

賃金バンド例:

Stage1:月収20万円~30万円

Stage2:月収28万円~40万円

Stage3:月収38万円~45万円

このように他の社員と大きくかけ離れることが無いよう、前職給与をベースに検討されますので、企業として欲しい人材でも給与面で折り合いがつかずにお見送りとなるケースもあります。

転職時に年収を上げるには?

では、実際に転職時の年収交渉はどうするのが良いのでしょうか?

現在の年収よりも高い年収を提示しても良い?

希望年収は現行より高くても問題ありません。

例えば、現年収が450万円の方が年収500万円以上を希望することは問題ありません。

ただ、転職時の年収UP幅はざっと50万円or現年収の1割が相場です。

年収400万円の方が600万円以上と、UP幅で200万円 (現年収の5割)を希望されると、高いと言われてしまいます。

管理人も同様の経験があり、派遣社員時代 (年収400万円)に他の正社員の方 (年収700万円程度)と同様の仕事をしていたため、転職時に年収600万円を希望したところ、高いと一蹴されたことがあります。

少し提示額を下げて転職しやすくしたつもりでしたが、年収のUP幅にも相場というものがあると思い知りました。

提示年収が低い案件への応募は?

どうしてもやりたい仕事であるなら止む無しですが、基本的に提示年収が希望年収を下回る場合は避けた方が無難です。

年収500万円以上を希望される方が年収350~450万円の案件に応募しても、その企業の賃金バンドに従い、やはり上限450万円となってしまうでしょう。

逆に企業の提示年収が高くてもその提示年収通りにならないこともあります。

理由としては前職の給与がベースとなるからです。

私は年収700万円~850万円という案件に応募し、無事合格したのですが、提示された年収は前職 (年収500万円)より50万円UPの550万円であったことがあります。

年収50万円UPなら万々歳ですが、700万円程度を見込んでいただけに落胆が大きかったことを覚えています。嘘つき・・・。

異業種に挑戦する場合は?

職種を変更する場合でも現年収よりも低い年収を提示する必要はありません。

50万円程度のUP、または現状維持ならばそう問題視はされません。

入社後は同僚がいくらもらっているかは気になるところですし、あくまで希望額ですので、必要以上に自分を過小評価せずに交渉しましょう。

年収交渉時の注意事項

提示年収は残業代込み?

転職時に提示される年収は残業代や各種手当込みのことが多いです。

例 月収30万円 (固定給25万円+残業代5万円) +賞与5か月分 (125万円)=485万円

想定年収が提示された場合、内訳を精査するしましょう(裁量労働制のように残業代が固定給に含まれる場合もあります)。

また、コストカットなどが行われる際、まず削られる点が残業代ですので、あまり残業代をあてにし過ぎないほうが良いかも知れません。

手当にタイムリミットがある?

手当としては残業手当、住居手当等々たくさん種類がありますが、中には入社後〇年間のみ、といったものもあります。

管理人が以前勤めていた企業では、住居手当が家賃の9割近くも出ていましたが、入社後5年間のみでした。

それを入社後に知ったため、5年経ったらどうしようと考えた経験があります。

実際、その企業では新卒や中途入社の方が5年で辞めてしまうことが問題となっていました。

こういった例もありますので、入社前に諸手当の期限は確認しておきましょう。

おわりに

不満が無い人は転職はしません。

人間は他人と比べてしまう生き物なので、特に給与面の不満は強くなりがちです。

入社後に、こんなはずじゃなかった・・・とならないためにも入社時の条件は良いものにしたいですね。

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