最近ホットなワードの一つ「リスキリング」。
政府がこのリスキリングの支援として補助金の創出に乗り出すというニュースもあり、にわかに話題を集めています。
そのリスキリングでは何を勉強したら良いのでしょうか?

私は英語をオススメします!
リスキリングとは
リスキリングとはスキルを学びなおすという意味で、「Re-skiling」が語源となっています。
最近良く聞くこのリスキリングですが、新たなスキルを覚えてもらい、業務の効率化、既存人材の幅広い活用を目的としています。
政府が今後5年間で1兆円もの大金を支援するという構想もあり、この学びなおしには絶好の機会です。
リスキリングで英語がオススメな理由
外資系企業が狙える
まずリスキリングに英語をオススメする理由として、外資系企業を転職先に見据えることができるという点があります。
外資系企業とは日本企業ではない国外に本拠地のある企業ですが、公用語は英語であることが多いです。
外資系企業の募集要項にはTOEIC〇点以上や募集要項そのものが全て英語でかかれている場合もあり、英語が出来ない人には入社の可能性はまずありません。
ただ、実際に入社しても日本支社であれば英語しか話してはいけない、ということはありません。
幅広い企業で評価される
日本企業であっても海外とのやり取りが発生する企業では、英語のスキルが評価されることがあります。
特に自動車業界は世界中に工場を持っていることが多く、最近ではタイ、フィリピン、インド、インドネシアなどの東南アジアでの生産が盛んですが、やり取りはまず英語です。
私は自動車業界に長く居ましたが、相手が東南アジアであっても、香港でも、メキシコ、フランスでも海外の支社とのやり取りは全て英語でした。
会議、電話、メール、全て英語でしたが、海外支社の担当者全員がネイティブのような美しい英語を完璧に話せるわけではないので、TOEIC900点以上が必須、なんてことはありません。
一番の大敵は訛りですので、度胸と慣れが大事です。
学ぶことが難しくない
日本の教育には長く英語を学ぶ期間があり、アルファベットやbe動詞、過去形といった基本は浸透しているでしょう。
アラビア語など文を構成する文字から新たに覚えるのは大変ですが、ある程度なじみのある英語ならそう勉強を始めるハードルは高くないと言えます。
それどころか、せっかくある程度土台があるのに、活かさないのはもったいない!
是非英語の勉強を始めてみましょう。
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仕事以外にも生かせる
英語にある程度慣れてきて、さらに上を目指したいときは、海外ドラマやハリウッド映画を英語で見ることをオススメします。
私は海外ドラマ「フレンズ」やトム・クルーズの「ミッションインポッシブル」が好きで良く見ていますが、やはり原語ならではの良い点があります。
まず、トム・クルーズみたいな有名な俳優さんの声をもう覚えてしまっているので、吹き替え版だとどうも違和感が拭えません。
喉仏をアダムスアップルと呼ぶなど、言語というのはやはり文化の一部なのだなと思う点もあり、新しい発見が沢山あります。
どの程度を目指したら良いのか?
では、英語を勉強するとして、どれぐらいのレベルを目指したら良いのか?
それは目指すゴール次第です。
外資系企業への転職であれば、TOEICで600~900点程度、自動車業界であればTOEIC600点以上といったところでしょうか。
また、英語で会議など聞くだけでなく、自分が話す必要がある場合は英会話のレッスンも良いでしょう。
やはり「リスニング」と「スピーキング」は別の能力です。
いざ英語で言おうとすると、何て表現したらよいか分からない、というシーンは出てくるものです。
リスニングとスピーキングは一対のものとして勉強することが上達への近道です。
おわりに
一つの言語しか知らないのは窓が一つの家に住むようなものという格言もあり、複数の言語を知ることはメリットが多くあります。
人間死ぬまで勉強とも言われますが、楽しんで努力を続けたいですね。
それでは、ここまでお付き合い頂き、有難うございました。

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