イーロン・マスクのスピーチから名言まとめ

自動車業界

ある時はテスラCEO、ある時はスペースリンクCEO、またある時は世界一の大富豪としてtwitterの買収にと話題に事欠かないイーロン・マスク。

このイーロン・マスクとはどんな方なのでしょうか?

2014年5月16日、南カリフォルニア大学マーシャル経営大学院の卒業式のイーロンのスピーチから名言まとめです。

kassy
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Work super hard!ワーカホリック?

イーロン・マスクとは

イーロン・マスクの本名はイーロン・リーヴ・マスク (Elon Reeve Musk)です。

南アフリカ生まれのカナダ育ちで、10歳の時にコンピューターを買ってプログラミングを独学するなど、すでに天才の片鱗を見せていました。

大学からアメリカに移住し、大学卒業後はスタンフォード大学大学院に進学するも2日で退学。

その後2つのベンチャー企業を立ち上げて売却し、225億円を手にします。

ビジネスの才能は学生時代から開花していたのですね。

引用元:イーロン・マスク – Wikipedia

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Work super hard! 誰よりも働け!

卒業式のスピーチで、まずは「Work super hard」という言葉を使い、起業して成功したいのならば、誰よりも働け!と言っています。

ベンチャーを自分で立ち上げた際、弟のキンバル・マスクとともに小さなオフィスを借り、パソコンは1台、起きている間はずっと働いていた、とのことです。

そうすれば、ライバルが50時間働く間に倍の100時間働くことができるでしょう?とまさにワーカホリックです。

このイーロンが率いるテスラですから、リモートワーク全廃もうなずけます。

そして、無事ツイッターを買い取った現在、ツイッター社員の半数を解雇し、残った社員にもリモートワーク全廃を午前2時にメールで通告しました。

イーロンが1日何時間働けるのか分かりませんが、こういう方からすると、普通の社員の仕事振りは面白くないのかも知れません。

The right products! 物凄く良い製品を作れ!

イーロンはライバルに勝つには物凄く良い製品でなければダメだ、とも言っています。

機能、品質、値段が同じくらいなら、消費者は良く知られたメーカーの製品を買ってしまう。

この製品じゃないとダメなんだ、と消費者に思わせるぐらいの製品を作ろう。

ちょっと良い、じゃダメ。

物凄く良いものじゃないとダメなんだ。

なるほど、と身につまされる言葉です。

確かにイーロンがCEOを務めるテスラ社は破竹の勢いの快進撃を続けており、イーロンをビリオネアたらしめているのもテスラ社の株によるところです。

テスラ社は数年前まで創業以来赤字が続いていましたが、いまや株価総額はトヨタを追い抜いています。

事故時の修理費が異常に高いなど課題もありますが、テスラ社の車両は優れていることは疑いの余地は無いでしょう。

Hire great people! 素晴らしい人を雇え!

続いての名言で一緒に仕事をする仲間について触れたイーロン。

「企業というのは人の集合体であり、素晴らしい製品を作るためには素晴らしい人たちが必要。

そのためには惜しみなく出来ることは全てするべきだ」

経営学でも従業員のモチベーションの話になると、企業理念が持ち出されることが多く、どういう組織で、どういう方針か、というのは働く人のモチベーション上、極めて重要です。

大体、嫌いな人と一緒に働いてパフォーマンスを上げるのは難しいですよね。

いちいちもっともだ、と思わされます。

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Signal over noise! 雑音の向こうにあるシグナルを見ろ!

イーロンはこのスピーチの最後で、会社が持つリソースの使用方法について述べています。

「雑音の向こう側にあるシグナルに目を向けず、製品を本当に良くしてくれるものにお金をかけていない企業は多い。

例えば、テスラは広告を一切打っていない」

確かに、テスラ社はテレビ広告などのCMは行っていませんが、代わりにyoutubeで納車やイベントの様子を流しており、数百万人がそれを視聴します。

ただ見ている人ではなく、テスラやEVに興味がある人が見ていますので、通常のテレビコマーシャルよりも対費用効果は高いでしょう。

最近視聴率でもスポット視聴率など、製品に興味があるであろう層をピンポイントで狙う方法がクローズアップされており、イーロンのやり方は理にかなっていると言えます。

スターバックスやコストコなど、CMを用いない企業は他にもありますが、テスラはCMを行わないのではなく、従来とは別のやり方、それも非常に効果的なやり方を行っています。

企業は内部留保を貯めこむのではなく、手元にある資金は効率的に利益を生み出すよう仕向けるべきだ、というウォーレン・バフェットの考え方とも合致します。

ただ、これは後発だからできる技とも思います。

トヨタやGMなど業界トップの企業は社会的責任も大きく、儲けにならないと思われるプロジェクトや車両も製造することがあります。

業界が長いと、付き合いも出てきますしね・・・。

このプロジェクトは儲からないけど、別のプロジェクトを抱き合わせで、というのは良くあるパターンです。

テスラひたすら製品を良くなるように、徹底的に無駄をそぎ落とした経営方針であり、見事なものですが、最後発ゆえの利点をうまく生かしているとも見えます。

おわりに

今回はイーロン・マスクの名言からテスラ好調の理由についても触れてみましたが、いかがだったでしょうか。

過激派発言も多いですが、ウクライナに自社製品を無料で提供するなど、社会貢献度も小さくないイーロン。

今後テスラやスペースリンクなど彼が関わる事業はどうなっていくのでしょうか。

今後も目が離せません。

それでは、ここまでお付き合い頂き、有難うございました!

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