長い転職活動を経て、やっと決まった新職場。
その転職活動の最後の場として、オファー面談というものがあります。
そのオファー面談とはどういったもので、何をするのでしょうか?

今回はオファー面談についてです!
オファー面談とは
オファー面談とは内定後に行われる年収など待遇について、条件面をすり合わせる場です。
オファー面談で雇用形態や残業など細部について、企業と候補者が確認し合うことによって、入社後のギャップを無くして気持ちよく勤務することができます。
すでに選考が終了しているので、候補者は面接ほど構える必要はありませんが、気を抜き過ぎなようにしましょう。
オファー面談の時点では未だ内定承諾は済んでいませんので、内定取り消しになる可能性がゼロではありません。

オファー面談の確認事項とは?
年収
オファー面談では、年収など収入面について確認するだけでなく、交渉することも可能です。
年収交渉を行う場合、ここが最後の場となりますので、後悔のないようにしましょう。
内定を承諾し、書面を取り交わした後に年収の交渉を行うことは企業の印象を悪くしますので、ご注意を。
また、企業によっては一般層でもみなし残業制として、固定残業代が含まれている場合がありますので、良く確認しておきましょう。
年収の最低保証額と見込み年収を提示されることが多いです。
・年収最低保証額=月給+賞与
・見込み年収=月給+賞与+諸手当 (残業代、交通費)
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業務内容
就業場所、就業時間に加え、具体的な業務の内容や出張の頻度、転勤の有無などについても確認が可能です。
面接時に聞けなかった内容についてはこの場で確認し、入社後にこんなはずでは、とならないに気になる点はなんでも聞いておきましょう。
扱う製品が分かっている場合、入社までの期間に勉強しておくことも出来るでしょう。
入社後に一目置かれるためにも事前に良く下準備しておきましょう。
最近ではリモートワークの可否や頻度も重要な項目ですので、良く確認しましょう。
テスラやホンダのようにリモートワークを全廃する企業や、リモートワーク時はカメラを常にONにしなければならない企業もありますので、ご注意を。
評価制度
提示された年収は雇用する際のものになりますので、入社後の働き次第で変化していきます。
評価制度を良く確認し、会社はどういう行動や成果を評価するのか把握しておきましょう。
仕事に最も求めるものはやりがいだとしても、やはり評価されないのは辛いものです。
また、インセンティブが設けられている場合、年収を大きく上げるチャンスでもあります。
海外に支社がある企業でも、海外勤務の条件として勤務〇年以上、TOEIC〇点以上などの設定がある場合があります。
私は以前勤めていた企業で、海外勤務がしたくて入社したのに、条件が満たせておらずいつまでも候補にさえ入れてもらえない・・・という例を見たことがあります。
福利厚生
社会保険などの福利厚生も重要な項目です。
ほぼ募集要項に記載がありますが、その内容で間違いないか、こちらも確認しましょう。
最近では、研修制度や自己啓発制度をアピールする企業も少なくありませんので、入社後のモチベーションアップにつなげましょう。
また、男性の育児休暇や女性社員の産後復帰を公表している企業も出てきました。
せっかく入った企業で長く働くためにも、入社前に確認しておきましょう、
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オファー面談で落ちることはある?
オファー面談とは選考終了後に行われるものですので、選考の場ではありません。
しかし、内定後ではありませんので、社会人としてあまり常識を逸脱しているようだと落ちることはあります。
面接に比べると、リラックスして臨める場ではありますが、気を抜き過ぎないようにしましょう。
職場の雰囲気など、実際に働くことを想定した質問などは好印象です。
おわりに
転職はマッチング、と言われるように希望に沿う企業を見つけるのは大変です。
ようやく見つけた新しい職場で長く働くために、オファー面談は重要な場になります。
せっかくの機会、十分に活かしたいですね。
それでは、ここまでお付き合い頂き、有難うございました!

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