行き過ぎた返礼品競争を諫める指示が出るほど人気が過熱する一方のふるさと納税。
牛肉、豚肉、鶏肉、肉加工品、魚介類、玄米、白米、缶詰・・・地方の特産品が選り取り見取りです。
そんなメリット沢山のふるさと納税で何を貰っていますか?

ふるさと納税はお米がオススメです!
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは「納税」とありますが、一応「寄付」です。
一般に、自治体への寄付金は確定申告を行うことで、その寄付金額の一部が所得税及び住民税から控除、差し引かれます。
引用元:総務省|よくわかる!ふるさと納税
実質的には、翌年に支払う住民税を、今住んでいる自治体とは別の自治体へ前倒しして支払い、そのお礼として自治体から返礼品を受け取る形になります。
経費として2,000円かかりますので、その2,000円の負担だけで、お肉やお米など寄付金額に応じたお礼を受け取れるので、寄付者にはメリットが大きく、非常に人気があるのです。
わかりやすく言うと、ふるさと納税とは住民税の前倒し払いです。
来年取られる税金を前倒しで払うと、色々もらえる制度です。
返礼品にお米を選ぶ理由
還元率が高い
ふるさと納税の還元率とは寄附金に対する返礼品の値段です。
返礼品の値段÷寄付金の額×100=還元率
一般にお米の場合、70~80%とかなり高い還元率です。
量が多い
返礼品にお米を設定している自治体は多く、10,000円も寄付すると、かなり幅広く選ぶことが出来ます。
多いところでは有名なお米が20kgも!
通常、店頭で購入する場合、10kgで3,000円を割れば安い部類ですので、かなり破格と言えるでしょう。
安全、安心で安価な食料がいつでも手に入っての2次産業、3次産業であり、ひいては国ですが、ご家族の多いご家庭や、育ち盛りのお子さんが多いご家庭には助かりますね。
家計の助けになる
20kgのお米を消費するのに、あなたのご家庭ではどれくらいかかるでしょうか。
1日3合炊いても、44日かかる計算です。
大いに家計の助けになるのではないでしょうか。
しかも白米、玄米、無洗米と種類も多岐にわたり、あなたのお好きな自治体を選ぶことができます。
食料自給率の向上
行き過ぎた返礼品合戦を諫めるよう国の指導があって以来、返礼品は農作物が増えました。
我が国において、コメは特に自給率が高く、あなたがお米を食べることは日本の食料自給率を押し上げます。
食料自給率が低いのは良くないのか?
食料自給率とは日本人が食べている食料の自給率、ひいては海外への依存度を示します。
食べ物が無くてはどんな生き物も生きていけませんので、それを外交カードに使われては面白くありませんよね。
かつて中国がレアアースは外交カードになる、と判断し、輸出量を減らしました。
結果、自動車メーカー各社はレアアースへの依存度を減らす取り組みを行い、必要性の下がったレアアースは外交カードとして使えなくなってしまいました。
しかし、食料はそういう訳にも行かず、自国の食料自給率は高いに越したことはありません。
おわりに
今回はふるさと納税についてでしたが、いかがだったでしょうか。
家電製品も良いですが、やはりその地方の農産物を頂くのがよろしいと思います。
お米、お肉、魚介類とどの自治体も特産品があります。
家計の足しにするもよし、たまには豪華な食材にしてみるもよしです。
それでは、ここまでお付き合い頂き、有難うございました!

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